最近買ったCD


先日見たらタワーレコードのポイントカードの期限が切れていた・・・
¥3000ぶんほどポイントがあったのに・・・ 大いに嘆き悲しむ。
最近、ネットで買うことが多かったからな。
自業自得?


アトム・ハーツ・クラブ・デュオ(福田進一 meets フェルナンデス)

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イン・メモリアム~武満徹ギター作品集

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優しき玩具~吉松隆ギター作品集

優しき玩具~吉松隆ギター作品集

吉松隆の作品は現代音楽にありがちな感じではなく自由でわかりやすいメロディ。「ペンギン公園の午後」なんて曲名もいい。


やっぱギター音楽はこの季節しっとりと合いますよね。 
 
 

 はらぺこロドリゲス


夜明け前からパン職人のロドリゲスはパンを焼き始めます。
朝日がさし始める頃には、焼きたてパンのほんとうにいいにおいがロドリゲスのパン屋に充満して、店の外にもあふれてゆくのです。
みんなはこの香りを待ちきれずにロドリゲスの店にパンを買い求めに行きます。
丸いパンや四角いパン、長いパンや牛の角のようなパン。
白いパンやこんがり焼けたパン。たくさんのパンが小さなロドリゲスの店に並びます。


「おはようジュゼリ、今日もいい天気だよ」
「おはようハネム、風邪をひいた息子の具合はどうだい」
「おはようラウラ、いつも元気そうだね」
今日もたくさんのパンがあれよあれよという間に売れて無くなってしまうのでした。
お客はいうのでした「ロドリゲス、もっとたくさんパンを焼いておくれよ」。
「いやもうこれで、うちの窯で焼けるパンの精一杯の量なんだよ」とロドリゲスは申し訳無さそうに頭を下げるのでした。


でも、本当は・・・
ロドリゲスはお店に並べるよりももっとたくさんのパンを焼いているのでした。
ではそのパンはどこに行ったのでしょう?
実は、焼けたパンのほとんどをロドリゲスは・・・
「どれ、今日のパンの焼き具合はどうかな?」
「ん?このパンはどうだろうか?」とぱくぱくぱくと味見といいながら食べてしまうのでした。
「ああ、これ以上食べてしまうとお客さんに出すパンがなくなってしまう」
しぶしぶロドリゲスは味見の手をとめます。


どうしてぼくはこんなにお腹がすくのだろう・・・不思議だな。
 

こうしてロドリゲスは、毎朝おいしいパンをみんなのために、そして、いつもはらぺこな自分のためにせっせと焼き上げるのでした。 
 
 

 最近読んだ本


パブロ・カザルス 鳥の歌 (ちくま文庫)

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青空感傷ツアー

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月の骨 (創元推理文庫)

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