なぞの卵

なぜだか家のソファーの横に置かれていた名作絵本を読む。

ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)

ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)

当ブログのタイトルがこの本から由来していることは意外に知られていない*1。 それはさて置き、あらためて読んでみての疑問が一つ。
ぐりとぐらがひろった巨大な卵はいったい何の卵か?
この事に関して、ぐりもぐらも詮索はせず、カステラを焼き始めるとその匂いに森の動物たちがワラワラと集まり始める。
そしてその動物たちもその卵については誰も敢えて触れようともせず、無邪気に焼きあがったカステラにパクつく*2ところに秘められた謎が深まる。
私が絵をみて思うに、縮尺的にその卵はとんでもなく大きい。
描かれている象ぐらいの大きな卵だ。
ということはもうこれは恐竜の卵としか考えられない。
親恐竜はやがて、ぐりとぐらによって奪われた卵(?)がカステラにされて森の動物たちに食べられてしまったことに気付く。
そして、カステラ・パーティーにいた森の動物たち一匹一匹を執拗に確実に仕留めて血祭りにあげていく親恐竜。
復讐の仕上げは当然ぐりとぐらだ。
はたして、ぐりとぐらの運命や如何に…

*1:そりゃあそうだろう

*2:カニやカタツムリまでもが…