またのお越しを・・・
どうしても読みたい文献があるのだが洋書であり、どのページに読みたい箇所があるのかもわからない・・・
とりあえずネットからOPACで調べてみると、O大学の図書館が一番近い。
もうこれは今すぐ行くしかない!と天からの声が聞こえる。
決して会社にいるのがダルイだとか、眠たいだとか、そんな不純な動機ではない(多分・・・)。
純粋に今すぐ知りたいという知の要求からなのだ!(多分・・・)
ちょっと気晴らしにだとか、そんな生半可な気持ちではないぞ(多分・・・)。
でモノレールに乗って、大阪の北部へ行く。
で図書館に潜入。
司書のお姉さんが頗る親切丁寧なのに感激する。
で目的本を発見。
これで館内コピーが1枚¥10だったら言うこと無いのだがな。
で、再びモノレールに乗ってしぶしぶ会社に帰る。
行きは太陽の塔の方ばかり見ていたので気がつかなかったが、
その反対側のエキスポランド側は・・・な事になっていた。
↑わかるかなあ、取り壊し中の観覧車の無残な姿・・・
昔華やかだった遊園地「エキスポランド」は空虚・廃墟の幻想的な世界を醸し出していた。
完全に死に絶えた空間に
「またのお越しをお待ちしております」
のかすれた看板が悲しさを増幅させている。
私はその姿をモノレールに乗りながら、地上から神の視点で見下ろす。
昔々、遠足にも来たし、女の子と普通に遊びに来たこともあるこの場所。
ちょい昔、神戸ナンバーの車に乗っていたときに、幼い子供を連れて家族で遊びに来たこの場所。
あまりに楽しすぎたのか、幼き長男が絶対帰らないと泣き喚いたのもこの場所。
・・・いろいろと思いは巡りセンチメンタルな気分に浸りながら、とりあえず会社に帰る。
今日もあまり仕事をしていない気がするが、気のせいだろう(多分・・・)。