最近読んだ本など


時に笑わせ、時にしんみりとさせ、今も決して色あせない魅力のチェーホフの16の短篇と2つの喜劇シナリオ。
いつか全集でがっつり読んでみたいものです。


お好みの本、入荷しました (桜庭一樹読書日記)

お好みの本、入荷しました (桜庭一樹読書日記)

このシリーズは本当に読んでいて楽しい。知らなかった本の世界がバンバンと出てくるから。
今回も面白そうな本をたくさんメモしました。
真似してお風呂で本を読むことも始めてみました。

 

夜がはじまるとき (文春文庫)

夜がはじまるとき (文春文庫)

キングの短篇集。 先に上巻にあたる『夕暮れをすぎて』が出てるんですが、本屋でたまたま目に付いて買ったのがこちらでした。
相変わらずのゾクゾク感で、朝からの通勤読書にはちょっときつかった。

手紙、栞を添えて (ちくま文庫)

手紙、栞を添えて (ちくま文庫)

辻邦生水村美苗のお二人による文学往復書簡。
それぞれの作品にこめられた思いを熱く、あるときは冷静に分析して語られています。
登場する文学にあまり触れていないので、ふむふむ・・・と流し読むしかない悲しさよ。

新潮 2010年 03月号 [雑誌]

新潮 2010年 03月号 [雑誌]

ふだんはあまり買わない文芸誌ですが、作家人による昨年のリレー日記が話題だったので売り切れる前にあわてて買う。 日記、とても面白かった。同じ作家先生の1週間でもこれだけ多種多様なのかと。 好きな作家の生活の裏側をちょっとだけ覗けたようでお得な気持ちになる。


日本の高塔―写真&イラスト

日本の高塔―写真&イラスト

煙突から始まって、灯台テレビ塔、展望塔、モニュメント、超高層ビルと、とにかく背の高い塔についての記録とルポと著者の私的感情がこめられた奇書だな。大阪では、初めて見るとギョッとするPL教団の塔なんかも入っていて、芸が細かい。
神奈川県川崎市にあるという展望施設「川粼マリエン」について、
川崎市が、展望塔における日本で最悪の失敗見本を建ててしまったようだ。唯一救いといえるのは、開業して7年以上経つが、ほとんど知名度がゼロに等しいことだろう。」 と、ここまでいわれると、どれだけ最悪なのか行ってみたい気がする。

フィールドガイド 足跡図鑑

フィールドガイド 足跡図鑑

野良キツネや野良タヌキや野良ウサギや野良アライグマや野良ハリネズミ、その他、いろいろの足跡の特徴や生態についての真面目な本。
以前、何かの役に(?)たつかと思って買っていたのだが、あらためて読むと面白い。