最近買ったり読んだりした本、雑誌


Ku:nel』 vol.26 2007.7.1

いつもながらホワホワさせてくれるクーネルだが、「あなたのしらない穂村弘について」の記事内容は意外と言えば意外、まあそうなのかもと言えばまあそうなのかも。
意外に小奇麗な仕事部屋… 
実はエッセイで書いているほど奔放な暮らしぶりでなく、それは実は氏の策略? それとも結婚して変身された?
まあ著作が面白いから許すが。 
あと「ずんずん進め、スリフトショップ・ツアー」の記事が面白い。 
アメリカのガラクタショップめぐりの旅。
こういう旅をしてみたいよ。 


『独白ニュースレター』 を読了。

文筆家の松浦弥太郎料理研究家長尾智子の間で春夏秋冬を通しての気持ちがこもった上品な往復書簡集。
行間に、ゆったりと穏やかな時間が感じられます。
寝る前にちびちび読んでました。
嬉野の温泉町にあるという年配の姉妹が切り盛りするという、地味でパワフルな食堂に興味あります。
そういえば知らない間に松浦氏は「暮らしの手帳」の編集長になっていた。驚き。


葉書でドナルド・エヴァンズに』 を読了。

背景を説明するのが少し難しい本。
空想の国々を作り、その国が発行する切手を書き続け若くして急逝した画家ドナルド・エヴァンズの歩んだ経路を辿りつつ、詩人である著者がドナルド・エヴァンズに送った葉書の内容が綴られる。
どうしてだかこういう少し寂しい背景世界に琴線を惹かれてしまう私。
p97にあるEdward Goreyの文字に気付いた自分に驚くがそれがどういう意味なのかわからず残念。
結局、同じ本を古書店で1冊たまたま救出し、2冊も所有している。
こんなことは吉田篤弘本以来。


ku:nel (クウネル) 2007年 07月号 [雑誌]

ku:nel (クウネル) 2007年 07月号 [雑誌]

独白ニュースレター

独白ニュースレター

葉書でドナルド・エヴァンズに

葉書でドナルド・エヴァンズに